NEUBERGディスペンサNタイプは、吐出精度と長期安定性を目的に開発した小型軽量のノンシール液中式ディスペンサです。
デッドスペースが少なく、低粘度液から高粘度液まで1滴毎の精度管理が必要な分野で特性を発揮します。


動作説明
Nタイプは、中心に出口バルブの働きをするロッド状のニードルバルブ、その外周のパイプ状の計量プランジャ、さらに、その外周のパイプ状の入口バルブによって構成されています。
各バルブは下図のように動作し、ニードルバルブを閉じ、入口バルブを開き、計量プランジャを所定量上昇させ液を吸入した状態を原点にします。
スタート信号によって入口バルブを閉じ、ニードルバルブを開いて、計量プランジャで液を押し出します。
吐出後、ニードルバルブを閉じ、入口バルブを開いて吸入動作に戻ります。
(PAT.3523311,USP 4983103)



Nタイプは、仕様の違いにより下記の3機種があります。
型式をクリックすると、カタログがPDFファイルで表示されます。
NP ND NZ


NP
  駆動部に単動シリンダを使用し、特に高粘度液に適しています。通常のノンシールタイプ以外に、シール付タイプもあります。
ND
  駆動部に複動シリンダを使用し、スピコンによる吐出速度制御が出来ます。
NZ
  バルブの開閉制御に積層型圧電素子と変位拡大機構を使用し、低速から高速まで幅広い設定が可能です。
吐出量や吐出速度、連続動作回数などの動作設定はコンピュータを利用し、遠隔設定が出来ます。


NEUBERGディスペンサ 選定表 Lタイプ

Rタイプ Kタイプ Eタイプ Tタイプ



ストレートチューブポンプ


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